ゆるキャラ活用や商品開発など成果披露 西条高商業科
愛媛県西条市明屋敷の西条高校で19日、商業科3年の40人が半年がかりで取り組んだ研究成果の発表会があった。3年生は研究を継いでいく2年生ら約50人に、ゆるキャラ誕生や商品開発の苦労ややりがいを語った。
同校では市内の飲食店経営者らを講師に、商品作りやマーケティングについて勉強。2015年度は6班に分かれて取り組んだ。
卒業生が考案し、15年度に着ぐるみを作ったゆるキャラ「うちぬきうぉーたん」の班は、保育園児と踊った様子を動画で紹介。地元産の食材で作ったライスバーガー「サンチャー」は文化祭や松山市でのイベントに出品し、計730個を完売したと説明した。
21日午後2時からは市総合文化会館(神拝)で、商業科2年の26人がプロデュースしたシンガー・ソングライター、コトノさん(西条市出身)のライブが開かれる。入場無料。